お疲れ様でした。

仕事を教えてくれた大先輩が今日定年です。
入社2年目でその部署に配属され、そのとき16名いたメンバーで、大阪支社
にいた最後の先輩でした。
もともと平均年齢が高かったのですが、定年・早期退職とひとりまたひとり
と会社を去り、時の移ろいはほんとに感慨深いものがあります。
もう大阪に戻ったとしてもあの時のメンバーは誰もいないのですね。
結局何も恩返しもできず、送別会すら参加することができませんでした。
電話でお礼を伝えたときに「はやかった、いや〜はやかったよ。」と笑って
言っていたのがとても印象的でした。笑って定年を迎えることができたのなら、
それなら良かったのかもしれないなと。
若い時ならではの生意気だった自分を何故か思い出し、自分もひとつ世代を経た
のだなと思わずにはいられません。
ひとつの場所に止まることができるのならば、また違う生き方もできるのでしょ
うが、振り返れば始点からだいぶ遠くまできてしまった感じがするのです。