モノクロ勉強会

土日と高校の写真部の顧問の先生を対象にモノクロの勉強会がありました。
色んな人の協力があって17名の参加があり、参加者も主催者も満足のできる
研修会が実施できました。いろいろと書けないことが今の写真業界には多いの
が残念ながら現状です。フォトデイズとか、モノクロ勉強会とか写真の楽しさ
を次の世代に伝えていくとこが大切だし、続けていかなかけれならないと思う。
昔はロングヒットのリバーサルを作った人とか、EKの研究者と英語で技術の話
が出来る人さんとか、名機といわれるカメラとか作った人とかがいて、石を
投げればドクターがいる会社であったのだけれどね。青色発光ダイオード
作ったドクター中村が言ってたように日本は技術者が報われない企業社会に
なっている気がする。今回来たのは技術者がすごいモノクロのフイルムと
プリントを作ったドクターとそれを支える職人だったのだけれど、その名コンビ
ももう定年らしい。モノクロフイルム、プリントはとても長い期間で評価される
ので、2人のすごさが評価されるのには何十年後?とかなのだろうか。
ちょっとシリアスな話になってきたので、暗い話ははこの辺でやめてと。
モノクロはとっても楽しいですよ。昨日と今日でモノクロのおもしろさを少し
垣間見ることができました。自分の意志がどこまで伝えられるかということを
考えたら、モノクロは最初から最後まで自分でできるのがいいです。
まさに化学実験をしている気分なので、そういう楽しさもありました。
今日一番気に入ったトーンでプリントできたのは、この写真です。