レンタルビデオ その参

花とアリス」をみました。岩井俊二監督のものは「Love Letter」「リリイ・
シュシュのすべて」についでです。写真の世界でデジタル化がすすんでいるの
と同じように、映画の世界でもデジタル化がすすんでいて、おそらく今回借りた
5本中3本はデジタル映画ではないかと思います。「花とアリス」はfilm映画で
丁寧で優しい印象を受けました。全体的に背景にハレーションをわざと起こし、
ふわっとした感じにし、なにか懐かしい感覚を思いおこさせてくれる映像に仕上げて
ました。
やりなおしができないfilmとあと処理が大変なデジタルと両方とも手間がかかって
いることには変わりはありません。視覚的な驚きはデジタルが上ですが、あとから
じわっと効いてきて、記憶に残るのはfilmのようでした。castも演技するのにreal
な世界とvirtualな世界では微妙な表情とかに演技の違いがでるのでしょうか?
とは言いながら、film映画ならDVDでみるのではなく、ちゃんと映画館でみないと
いけないよなと今回感じました。レンタルビデオもいいですが、どうしても軽く
観てしまいますしね。「ちょっとトイレ!」とか。。。次は段原のワーナーマイ
カルシネマズではなく、横川シネマにでも行ってみよう!
あと「デイアフタートュモロー」「ヴァンヘルシング」もおもしろかったですよ。
特に後者に出てくるヴァンパイア3姉妹はめちゃこえ〜!